仙台夢ナビライブツアー

 令和元年10月4日(金)~5日(土)、仙台夢ナビツアーに特別進学コースの生徒14名が参加しました。

 

 4日(金)は、東日本大震災において大きな被害を受けた荒浜地区にある荒浜小学校(震災遺構)を見学し、児童や教職員、住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せたという話を聴きました。歩きながら校舎の破損状態を確認し、写真や動画などで当時の悲惨な状況を拝見しましたが、改めて津波の恐ろしさを知ることができました。当時は泣き叫んだり悲鳴を上げたりする人がたくさんいて、黒い波が押し寄せて街全体を飲み込む様子は、この世のものとは思えないほどだと感じたそうです。復興にはまだまだ時間がかかるということでしたが、震災前のように多くの人々が荒浜地区に戻り、活気ある街となるようにこれからも頑張り続けるという話を聴き、人の心の強さを感じるとともに、私たちにもできることはないかを考えるきっかけとなりました。

 

 翌日の5日(土)は、多くの有名大学が集まり、模擬講義や説明を受けて様々な情報を得ることができる夢ナビライブに参加してきました。会場は多くの高校生や保護者であふれていましたが、参加した生徒は興味・関心のあるブースに足を運んで様々な分野の模擬講義を受けたり、大学の担当者から入試情報や大学の特長について説明を受けたりしていました。新しい発見をしたり、他の分野に興味を持ったりした生徒もいたようなので、来年度もぜひ多く生徒に参加してほしいと思います。今回のツアーで得たものを活かしながら、明日からまた色々なことに励んでいきましょう。